総合学習・給食費滞納(主人の意見)2005年1月、同窓会にて。小学校の先生が2人居たので、 「総合学習」の話になりました。 「総合学習って困るよなあ~。 一応学校では、地域学習を、って事になってるけど、週3時間もあるし・・・。 結局、違う科目に振り替えたり・・・。 だから、 総合学習がある日は、全教科持ってきておいて~なんて言ってる(笑)。」 「え~~!!ランドセル重たいやんっ。(笑)」 って(苦笑)。 後で主人(高校教師)に聞くと・・・。 「総合学習って週3時間あるから、確かに地域学習だけでは持たないわな(^_^;)。 あれって学校ごとに何をするかを決めるけど、一教師が勝手に好きな事を出来るわけじゃないから。 蔭山先生は総合学習肯定派で、週3時間を英語・情報・地域学習に割り当てて上手にされているけどな~。 学校でしっかりとした方針がないと、あれはやる意味が無い。」 って(^_^;) あと、兵庫県ではトライやるウィークと言って、中学2年生で1週間、現場の仕事を体験する事業があるのだけど、主人いわく 「高校でもトライやるウィークみたいに、1週間の奉仕作業をしたらどうか、という話が県で出たばかりなんや。 高校でも週1時間(年間30時間程度)の総合学習の時間があるから、その時間を1週間にまとめて、奉仕作業をしたらどうか、ってね。 ところがその直後に、文科省の『総合学習否定論』や! これには焦ったやろうなあ~(笑)! ただでさえ学校5日制になって授業時間が減っている中で、これ以上余分な行事は入れて欲しくないのが本音やけどな(^^ゞ」 だって☆ そして 「数年だけの総合学習なんて、現場の教師以上に、 生徒が可哀想や! 5年・10年するのなら実験にもなるけど、 ああもコロコロ方針を変えられて一番しわ寄せが来るのは生徒! 振り回されて可哀想や。」 って・・・。 そうだよね・・・。 文科省は、全然将来の事や現場の事を考えず、机上の空論だけで動いているような気がする・・・。 ちなみに主人は、 については、 「基礎学力もついていないのに、考える力が付く訳が無い! 基礎部分は減らしては駄目! だから小学校の授業内容は減らさなくていいんや! 小学校で内容削減しても、中学・高校の内容は今までどおりなんやから、ついていけない子が増えるだけだし、中高で基礎を教えないといけなくなって授業時間が足りなくなる、の悪循環。 ゆとり教育と言いつつも、一部ではエリート校を作ろうとしている。 上は一部の天才と大勢の単純労働者を育てようとしてるみたいや。 それで世の中が回ると思っているのか・・・! ゆとり教育を考えた人達なんて、 エリートコースを歩んできた人ばかりだから、出来ない子の気持ちが分からないんやな。 だから、単に内容削減したらゆとりになるなんて、勘違いしてる。」 との事で・・・。 ん~~、総合学習も上手く活用できている学校はいいけれど、実際そうでない所も多いのかもね(^_^;) でもこの状態で、また急に総合学習が無くなったりしたら、混乱を招きそうですよね・・・(^_^;) (2005年1月22日の日記より) |